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2006年7月29日 (土)

卑怯者は恥じない

あのね、眉毛を剃ったり抜いて異様に細くしている中高生を見るにつけ、「自分はこんなにアホですよー、ワタシ(ボク)のアホっぷりを皆さんぜひ見てくださーい」って大声で叫んでるように見えて、そんなことしていったい何が嬉しいのかなあと思いますよ。

もっと言えば眉毛を剃ってるような中高生が何人死んでも何も国家の損失にはならないとさえ思いますね。むしろ社会が浄化されて気持ち良いくらいですよ。

でもね、そんなことをわざわざ大会要項に盛り込んでいる鹿児島県中体連も同じくらい阿呆だとも思いますね。

しかも「髪を染めたり、眉をそったりするなど「周りに不快感を与える服装」をした場合は、出場を認めない場合もある」と規定しておきながら実際には大会出場を認めておいて、アピールがあってから初めて出場はおろか成立した試合の勝敗までひっくり返したのはいくらなんでもおかしいですね。

大会出場が認められたからこそ試合が行われたのであって、常識的には試合が開始された時点で黙示的ではあるものの試合出場が有効に認められたと解すべきでしょう、だって試合には主催者を代理する立場のオフィシャルが必ずついているんですからね。

しかも1回戦ならともかく準々決勝まで勝ち上がってきて話ですからねえ。それまで「服装違反」を見過ごしてきた各試合のオフィシャルも同様に審判資格剥奪くらいしないと釣り合いが取れないと思うけどな。

よしんば準々決勝の勝敗を変更するとしても、同時に1回戦からの勝敗も全て覆さないと公平性が保てないですよね。それをしないと準々決勝で敗退した相手だけが利益を得たという結果になるわけですから。公平・公正なジャッジがスポーツの基本ですもんねえ。

が、しかーし!

試合に負けてから初めて「あいつら眉毛剃ってる」とアピールした相手校の選手と監督は、鹿児島県中体連のおっさん達の足元にも及ばないほどの究極のド阿呆だと思いますね。この選手や監督はよく恥ずかしくもなく生きていられますね。

負けてからアピールすんなよ。アピールするなら試合前にやって、そのアピールが認められるまで試合開始を拒否しろよ。それが正しい態度ってもんだ。

もしこの試合に勝っていたらアピールしたのかい?「こんな奴らに我が校の選手が負けるわけがない、フンッ!」とか言ってそのままにしていたんじゃないのか?もしかしてこの学校は最低の卑怯者集団なのか?

別に人権どうのこうのはまったく思いませんが、スポーツをする者として一番やってはいけない対応をこの選手たちはしてしまったんじゃないかなあと思った週末でした。

(追記)
なるほどねえ。

鹿児島県中学校体育連盟  鹿児島県鹿児島市伊敷台1丁目3-1
鹿児島市立伊敷台中学校  鹿児島県鹿児島市伊敷台一丁目3番1号

なんと中体連の事務局と今回敗退後にアピールして勝ちを盗み取った学校は同じ住所です。
中体連の吉ケ島会長はどこかの中学の校長さんらしいですから、もしかして伊敷台中の校長さんなのでしょうか。

これはもう完全に利益誘導といわれても仕方ないですね。

(追記)
調べたら吉ケ島会長は市内東谷山中の校長のようですね。さすがに会長が自校有利な判断をしたというわけではないですが、事務局のある学校がアピールをしたことは間違いなさそうなので、背後に各校のパワーバランスという大人の事情が透けて見えるような気がしてなんだかなあという感想はやっぱり変わらなかったりします。

asahi.com:「眉毛をそってるから」負け 鹿児島の中学総体 より

 鹿児島県中学校総合体育大会バドミントン競技女子団体戦の準々決勝で、眉毛をそっていたことを理由に、試合に勝った生徒を負けたことにしていたことが28日、わかった。その結果、団体戦の勝敗も覆ったという。教育関係者からは「スポーツと生活指導を一緒にしている」と疑問の声があがっている。

 同県中学校体育連盟によると、25日に開かれた大会の女子団体戦準々決勝で、鹿児島市内の伊敷台中と伊敷中が対戦した。

 団体戦はダブルス、シングルス、ダブルスの計3回対戦し、先に2勝した方が勝ち進む。伊敷中が2―0で勝ったが、試合後、伊敷台中の選手が「眉毛をそっている生徒がいる」と県中体連側に訴えたという。

 県中体連は大会前に、髪を染めたり、眉をそったりするなど「周りに不快感を与える服装」をした場合は、出場を認めない場合もあると、各校に知らせていた。

 生徒指導を担当する「専門部」が協議し、眉をそっていた最初のダブルス戦の選手を「負け」とし、1―1としたうえで、3試合目をさせることにしたという。その結果、伊敷台中が勝ち、準決勝に進んだ。

 県中体連の吉ケ島隆良会長(59)は「眉をそった生徒には、守るべきものがあるということを確認してほしかった。本人も認めており、人権侵害ではない」と話した。

 教育評論家の尾木直樹・法政大学教授の話 スポーツの大会では考えられない話。身だしなみは試合と全く関係がなく、生活指導が先行しすぎている。あいまいな規定を根拠に、主催者が権限を乱用したと言わざるを得ない。指導は大会の外でやるべきだ。

投稿者 青柳 洸 at 午後 12時23分 スポーツその2, 社会その08 | | この記事へのリンク

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» 眉毛をそるのはそんなにいけないか? トラックバック 元検弁護士のつぶやき
眉毛をそっていたらから・・・「負け」(今朝の朝日新聞の朝刊から) 鹿児島県中学校... 続きを読む

受信: 2006/07/29 12:55:13

» 生活指導 トラックバック ふらっとblog
 久しぶりに時事ネタを。{/face_ase2/}  鹿児島県の中学校総合体育大会バドミントン競技女子団体戦の準々決勝で「眉毛をそってるから」負けになったというニュースを発見。  一体、どんな顔だったんでしょうね{/face_hekomu/}。どの程度のそり方だったのかなぁ。たしかに、記事の文面だけを追うと、負けにされた学校やその生徒に同情していいのかどうか判断できないところです。評論家尾木さんの意見にも一理あるかもしれません。 �... 続きを読む

受信: 2006/07/30 6:35:08

コメント

女性の場合,もともとの眉の形がいまいちだと
全部剃ってしまう人があります。
全くないほうが一から描きやすいからです。
その上で,汗をかく場合には「潔く眉毛なし」という行動をとることがあります。
眉がないからといってアホ扱いは,
ちょっと行き過ぎではないですか?

その他の点は全く同感ですけれど。

 いつも見かける美人,
 ある朝会ったら眉がなかったりして(笑)

投稿 とおりすがり | 2006/07/30 22:49:45

本文は全女性対象に一般化した批判ではなく「中高生」に限定している点にご留意いただくと幸甚に存じます。

投稿 青柳 洸 | 2006/07/30 23:36:40

>>眉毛を剃ってるような中高生が何人死んでも何も国家の損失にはならないとさえ思いますね。むしろ社会が浄化されて気持ち良いくらいですよ。

まともな教育を受けた方ならこんなことを軽々しく言えない筈ですが…。
冗談のつもりだったのでしょうが、人間に向かって「死ねば気持ちが良い」なんて、あまりに軽率な発言ではないでしょうか。眉を剃る生徒よりも、この発言のほうがよっぽど「アホ」をアピールしているように思えます。
1年も前の記事に、内容と関係の無いことを書き込んですみませんが、上記の2行に非常に不快感を感じたのでコメントさせていただきました。

投稿 とおりすがり2 | 2007/08/11 22:27:35

とおりすがり2さんは教育レベルがお高くて人権意識の高い素晴らしい人格者なんでしょうねえ。リアル生活でもこういう優等生発言ばかり繰り返している人は、さぞ素晴らしい人生を謳歌されている事だろうと羨ましく思います。

第三者がお節介だとは思いましたが、なんだかどうしても言いたくなったので書き込み失礼しました。

投稿 伝助 | 2007/08/12 13:14:00

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